【つくばみらい】みらい(味蕾)を創る地元のハム・ソーセージ屋さん 「いくとせ」
2023.06.30 12:10comment(0)
2022年10月につくばみらい市に開業したハム・ソーセージ専門店の「いくとせ」。
つくばみらい市のふるさと納税やネットショップでの販売からジワジワとクチコミで広がる、
いくとせのハム、ソーセージの魅力ってどんなところ?
一歩踏み込んだお話を伺うべく、
オーナーの平山直之(ひらやま なおゆき)さんにお話しを伺いました!
オーナーは異色の経歴の持ち主!
いくとせはオーナーの平山さんと製造責任者の菊地さんの2名で運営されているそう。
平山さんは、大手都市銀行に就職し、その後、ゲーム好きが高じてゲーム会社に転職。
その他、ゲーム関連会社の立ち上げ責任者などを経た後に、
「趣味で続けていた燻製を究めたい!」
という想いが募り、
5年前にハム・ソーセージ職人の道に飛び込んだそう。
日本で食肉製品製造を行う場合、国家資格である食品衛生管理者という資格が必要となり、
資格取得には実務経験が3年以上必要など、いくつか条件があるそう。
この資格の取得をきっかけに、
当時同じ職場で製造チーフをしていた菊地さんと独立されて今に至るそうです。
![](https://www.estates.jp/wp/wp-content/uploads/2023/06/平山@西武池袋本店催事.jpg)
「全国味の逸品会」で店頭に立つ平山さん。西武池袋にて
![](https://www.estates.jp/wp/wp-content/uploads/2023/06/菊地@製造風景-512x1024.jpg)
製造室で羊腸に生地を詰める菊地さん
「本当に美味しいものを作りたい」という職人魂
平山さんによると、ドイツにおいては保存食の意味合いが非常に強いハムやソーセージ。
昔は家庭で飼育している豚を、冬を越すための保存食として、
冬が訪れる前にハム・ソーセージなどに加工していたそう。
その根底には「もったいない精神」があり、
血の一滴までもいただくという考え方が根付いているから、とのこと。
原料である肉を非常に大切にする、
このドイツ式の精神に共感したのも職人を目指した理由の一つだそうです。
いくとせの製品も、生の国産豚肉を使用し、
ほぼ捨てるところが無いように作られています。
ソーセージ作りとしては贅沢な製造法ではあるものの、
本当に美味しいと思うものを作りたいという職人魂が込められているのが、こちらの製品の魅力。
![](https://www.estates.jp/wp/wp-content/uploads/2023/06/IMG_6469-768x1024.jpg)
まずは、粗挽きのミートローフ。
こちらはドイツではフライシュケーゼと呼ばれるポピュラーなもので、
パウンドケーキのような型にソーセージの生地を入れて焼き上げたもの。
油を引かずにソテーすると、肉の旨味がジュワっと溢れ出し、
一口食べた瞬間その旨味にうなること間違い無し!
焼かずにそのまま、サンドイッチの具材などにもよく合いますよ♪
![](https://www.estates.jp/wp/wp-content/uploads/2023/06/IMG_6465-768x1024.jpg)
こちらはパプリカヨナー。
乾燥パプリカを練り込んだ大判ソーセージでそのままサラダなどでいただけます(^^)
写真のように2ミリの厚さにカットされたものが届くので、
そのまま盛り付けられるのも嬉しい限り。
なめらかな細挽きの生地にパプリカの味がアクセントになり、
ワインのおつまみにも最高に合います!
![](https://www.estates.jp/wp/wp-content/uploads/2023/06/焼きソーセージ-1024x683.jpg)
つくばみらい市のふるさと納税返礼品でも特に人気なのがこちらのウインナーソーセージ。
マジョランという香草が練り込まれていて、豚肉の風味をより引き立てています!
こちらもビールのお供に間違いないですね!
材料は旨味を感じられる生の国産豚肉を使用
冷凍されていない生の国産豚肉を使用することで旨味が全く違うそう!
生地を練り上げた時の感触がふわふわになり、
粗挽きもしっかり肉の食感が出るとのこと。
本来であればお肉としてそのまま食べる品質の豚肉を、
あえて食肉加工品にしているというから、なんとも贅沢な作り方です!
どの製品も日本人の味覚になるべく寄り添うように、塩分を減らして作られています。
スパイスもドイツのスパイス会社のものを使用しつつも、極力少なくしているとのこと。
より安心して食べられる製品造りを
いくとせの「味蕾(みらい)を創る」というテーマに沿った、
子供から大人まで体にスーッと入っていくような品を理想として、
日々製品造りをされているとのこと。
そんな、いくとせの製品は個性がありながらも、
自然と身体の一部になっていくような自然な風味が魅力です。
また、腸詰やベーコン、ハムは発色剤(亜硝酸塩)を使用せずに作られています。
発色剤は、自然に存在するボツリヌス菌を抑えるもので、
食肉加工者として本当の意味での安全からいうと使いたい食品添加物。
ただ、やはり小さいお子様を持つご家庭からは、
使わなくて作れるなら使わないで欲しいという声もあるそうで、
腸詰やハム、ベーコンは発色剤を使わずに製造されています。
ミートローフや大判ソーセージなど一部の大判商品でも
食品衛生法で定められた使用基準よりさらに少ない量の発色剤しか使用していないので、
安心して食べて欲しいとのこと。
子どもたちだけに限らず、大人も安心して食べられるのは嬉しいですね。
そんな想いを乗せて、大切な人に贈るのも素敵。
ネットショップにはギフトセットも用意されているので、是非チェックしてみて!
![](https://www.estates.jp/wp/wp-content/uploads/2023/06/無塩せきギフトセット-1024x501.jpg)
贈り物に嬉しい無塩せきギフトセットも♪
株式会社 いくとせ
ネットショップ/ikutose.raku-uru.jp
Instagram/ikutose_86
HP/ikutose.co.jp
投稿者プロフィール
![HK](https://www.estates.jp/wp/wp-content/uploads/2022/08/IMG_0403-scaled-e1661305959238-150x150.jpg)
- 守谷市在住、3姉妹を育児中。
グルメ、美容、ファッション、音楽、ショッピング、広く興味あり。
最近のブームは、朝イチのラジオ体操で1日元気で居られるような気がしていること。
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